顎関節症
顎関節症ってどんな症状?
◇顎の関節の周りが痛む
◇口が大きく開けられない
◇噛み合わせが悪くなる
◇顎の周囲で音がするようになる
これらの症状を指します。
症状が出る理由は沢山あって、一つに絞れない
のが本当のところです。
一つの理由としては睡眠中に歯ぎしりを
するほどに食いしばってしまい、関節に
過度なストレスがかかり炎症を起こして
痛みが出るというものがあります。
そもそも起きている時にはどんなに強く
食いしばっても音が出るほどまでは
噛めません。
なのに睡眠中にはリミッターが外れて
出来てしまうのですね。
歯ぎしりは歯そのものを削ってしまう
ほどの強い力で噛んで初めて起こるもの
なので、顎の関節にも相当な負荷がかかる
ことはお分かり頂けると思います。
もう一つの理由としてストレス説が
挙げられます。私たちはストレスを感じると
必要以上に強く噛み締めてしまうことが
分かっており、無意識に強く噛み締め、
関節に炎症などが生じさせ痛みとなるのです。
最後に紹介する理由としてパソコン作業や
長時間スマホを操作するために起こる
姿勢の悪化です。
共通するキーワードは
ストレートネック
です。一度手を止めて簡単な実験を
して下さい。
最初にスマホを覗き込む姿勢をとって
口を開けてみてください。
次は顎を上げて正面あるいは少し顎を
上げた状態で開けてみてください。
どちらが口を開けやすいですか?
どうでしょうか?
明らかに違いつと思います。
スマホを覗き込むと口の開きは小さく
なり正面を向くと開けやすくなります。
つまりパソコンやスマホの作業を長時間
行うと、ストレートネックになって
しまい症状が出やすくなると考えられます。
それでは治療はどうすれば良いのでしょうか?
炎症が起こっているのであれば炎症を取り
除く必要があります。
またストレスが原因なら
ストレスを減らす工夫が必要です。
ストレートネックが原因なら姿勢を改善
させて口が開きやすき環境を整えることが
必要です。
もし炎症があって耳の前の顎関節を押して
痛いようなら歯科との併用の施術を
お勧めします。
ストレスが原因ならストレスを取り除く
施術で症状を緩和させることが出来ます。
ストレートネックが原因なら姿勢矯正を
行うことで症状を緩和させられます。
顎関節症でお困りならご相談ください。